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佐渡金山 江戸時代専門コース

2014年8月4日更新

コースプランが変更になっています

2014年、「江戸時代専門コース」は「ガイド付 山師体験コース(当日受付可)」と「ガイド付 山師皆伝コース(要事前予約)」の二つのコースに再編されました。「山師体験コース」は大切山坑に、宗太夫坑道コースがセットなっており、「山師皆伝コース」は大切山坑と南沢疎水に宗太夫坑道コースがセットになっています。

父の割戸

2013年より新設された「江戸時代専門コース」。佐渡金山で最初に開削された父の割戸、江戸前期に開削された大切山坑、そして南沢疎水を巡る、佐渡金山の中でも上級者向けコースです。

父の割戸父の割戸

コースの1つ目は、佐渡金山発見の端緒となった「父の割戸」です。慶長6年(1601年)に発見されたと伝えられています。

山道を登ること約20分、明らかに自然で出来たものではない、切立った岩場が出現します。底の方はだいぶ土砂で埋まっているようで、実際はもっと深く掘っていたようです。

切立った岩場の先まで進むと、佐渡金山の象徴「道遊の割戸」が見える絶景ポイントもあります。

大切山坑大切山坑

コース2ヶ所目は「大切山坑道」。江戸時代前期に開削された大坑道です。坑道内はヘルメット・懐中電灯携帯です(貸出してくれます)。

開削される当初から400mと長くなることが分っていたため、副坑道を掘り新鮮な空気を確保するように掘られています。

明治以降も使用され続け、特に戦時中は軍需品である銅の産出のために使用されてきました。当時使用されたトロッコ線路跡も見ることができます。

南沢疎水坑南沢疎水坑

コース3ヶカ所目は「南沢疎水坑」。佐渡金山の坑道から湧出る水を排水しています。こちらも江戸前期に掘られたものです。

明治以降はもちろん、現在でも排水のために使用され続けています。江戸時代に手掘りで掘られたとは思えないほど近代的なものになっています。

鉱山から湧出る水は強酸性のため、ここで強アルカリ剤を使い水を中和しています。

江戸時代専門コースの装備江戸時代専門コースの装備

この「江戸時代専門コース」は、要事前予約、最小催行人数2名、一人3,500円(小中学生1,700円)※と、なかなかハードルが高いコースになっています。

坑道内は暗く、頭上注意が必要、さらに水が溜まっているため、長靴・ヘルメットの着用、懐中電灯の携行が必要です。(貸出してくれます)

内容もかなりコアです。佐渡金山の基本知識を、宗太夫抗コース道遊坑コースで学んだ上で参加すると良いと思います。

Access:アクセス情報

地図

車で両津港より国道350号線を佐和田・相川方面へ(佐和田より県道45号・31号経由)で約40分。

相川市街より車で佐渡金山・大佐渡スカイライン方面へ約5分。

[路線バス]8月1日~8月31日の期間中一部路線のみ佐渡金山まで直通します。両津港より本線乗車(約70分)佐渡金山下車。

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