佐渡と言えば「たらい舟」を連想する人も多いと思います。その「たらい舟」に乗ることが出来るのが、ここ小木にある「力屋観光汽船」さんと、少し離れたところにある「矢島・経島」です。

小木港すぐ 力屋観光汽船さん

「力屋観光汽船」さんは小木バス停降りてすぐ、小木港ターミナルからも歩いて5分ほどのところにあります。1階部分には食堂と売店があります。ちょっと休憩するのにちょうどよい感じです。

「力屋観光汽船」さんは最近（2014年）に、能登～小木の間に高速船による定期便運行を始め、話題になりました。ここ小木を拠点に、たらい舟体験、観光船運行、モーターボートによるクルージングを提供しています。

観光客で賑わっています

建物のすぐ横は海です。大勢の観光客の姿が見えます。

観光船は、小木半島の海岸を約40分で巡ります。海上から起伏富んだ小木半島の海岸、「南仙峡」や「神子岩」を見る事が出来るので、楽しみにしていました。しかし、観光船は現在臨時便扱いとなっており、最低5人集まらないと出航できないとの事。加えてこの日は波も荒く、結局観光船は出航しませんでした。

たらい舟乗船

一方、たらい舟の方は湾内での乗船になるので、この日も乗れるとの事です。余程のことが無いとたらい舟は中止にはならないとか。

写真のように、漕ぎ手のお母さんが一緒に乗ってくれます。湾内を軽く１周、５分ほどの乗船ですが、なかなか面白いです。

写真は、たまたま現地でお知り合いになったご夫婦です。首都圏方面から佐渡へ旅行で来られたのですが、佐渡に来たらぜひたらい舟に乗りたいと、小木まで足を運んでこられました。

漕ぎ手の皆さん

お馴染の傘を被った漕ぎ手の皆さん。器用にたらい舟を操ります。

もともとたらい舟は、沿岸で漁をするために使われているもの。小回りが利くので、岩場の海岸近くで重宝されているそうです。

漕ぎ手は地元のお母さん方がほとんど。佐渡の言葉で楽しく色々お話して下さいます。