2011年3月31日から、佐渡汽船さんが新潟港・両津港の両ターミナルで自動改札機の運用を開始しました。先行して運用が始まっていた新予約システムと併せて、運用開始セレモニーが新潟港ターミナル改札前で8:40から開かれました。
セレモニーにはブリカツ君や加茂歌代鬼太鼓会の皆さんも参加し、自動改札運用開始を祝いました。
セレモニー開催前から注目の的だったのは、会場に駆けつけた新潟県を代表するゆるキャラのみなさん。
レルヒさん(日本スキー発祥(2009年)のキャンペーンキャラクター)、トッキッキのきっぴー(2009年のときめき新潟国体のマスコットキャラクター)、そして佐渡天然ブリカツ丼のイメージキャラクター・ブリカツくん。
セレモニー会場の改札前には、9:25発のフェリーの利用者が既に並んでいます。この便から自動改札の運用が始まります。
佐渡市長や国交省・新潟県、佐渡汽船の副社長といったご来賓が挨拶をた後、佐渡の蔵元・北雪酒造さんの樽酒で鏡開きが行われました。当日会場に来た人にも、北雪酒造さんのお酒(または甘酒)が振舞われました。
ちなみに写真左に写っているのは、セレモニーの司会を務めている小野沢祐子さん。
そして自動改札運用開始を祝い、加茂歌代鬼太鼓会の皆さんによる鬼太鼓が始まりました。改札前に鬼太鼓の音が響きます。
鬼太鼓が始まって程なく改札が始まりました。乗船する皆さんは鬼太鼓を横目に、改札へと進んでいきます。
改札周辺には佐渡汽船の職員さんが改札の内側・外側に待機して一人ひとりに声を掛けながら誘導しています。なにぶん、佐渡汽船さんも利用する方も初めてのもの。
改札の手前には大型の液晶モニターで利用方法も案内されています。
この自動改札では、キップに印字されているQRコードを改札機の読み取り部分にピタっと合わせると通れるようになります。
JRさんの自動改札の場合、キップそのものを挿入口に入れるのですが、この辺がちょっと勝手が違います。慣れればスムーズに行けそうですね。
何よりこの自動改札を導入した事によって、これまで記入しなければならなかった「乗船名簿」が必要無くなりました。
一通り乗客が改札を通り抜けた頃には鬼太鼓の演奏も終わり、セレモニーもつつがなく終了しました。
ゆるキャラの皆さんも記念撮影に応じたりしていまっしたが、ブリカツくんは自動改札が気になったようです。しかしキップを持っていなかったので通れませんでした。
当日はテレビ・新聞各社の取材もあり、佐渡汽船の自動改札運用に注目が集まりました。また、この新予約システム・自動改札は次年度(平成24年度)にSuica(スイカ)対応の予定との事です。