相川・京町の坂を登って行くと右手に蔦がびっしりと伝っている大きな門が見えてきます。ここが旧相川拘置支所です。昭和29年に建設され、昭和47年まで使用されていたものです。現存する木造の拘置所の建物は全国的にも珍しく、外観・内部ともにほぼ当時のまま残されている、貴重な建物です。
有形登録文化財となったこの旧相川拘置支所は内部が一般公開されています。
拘置所の建物
門をくぐると、白い平屋建ての木造の建物があります。正面の入口は上下に鍵が掛かっています。(簡単に外すことができます)
この鍵を開けて内部を見学することができますが、中は無人のようです。
面会室
拘置所と言えば面会室。入口に入ってすぐ右手に面会室がありました。
写真では見難いのですが、鉄製の網が掛かっています。
炊事場
炊事場も、ほぼ当時のまま残されています。窓にはしっかりと鉄格子が備えられています。
と言うのも、炊事は新潟刑務所で刑が確定した受刑者が担当していたのだそうです。
居房棟
被拘置者が収監された「居房棟」です。独居房などがあります。
左右に10部屋(うち調室・領置庫で2部屋、居房は8部屋)あります。
開錠時間 | 9:00~17:00 |
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入館料 | 無料 |
※ 上記の情報は2013年9月に確認したものです。詳しくは“相川ふれあいガイド事務局(0259-74-2220)”さんにお問合せください。