二の段からさらに進んでいくと、キャンプ場が見えてきます。<三の段>とも呼ばれています。天然の芝生が広がる、本格的なキャンプ場です。
やがて、大きく捻じ曲がったブナの木があります。強い北風によって曲げられた[ブナの風衝樹形]です。
ドンデン池
キャンプ場の奥のほうに、池があります。ドンデン池と呼ばれています。昔からここは牛達の水のみ場になっています。夕方になると牛達が集まってくるそうです。
この池の向こう側に、戦前「大東亜神社」という小さな神社があったそうです。その神社にまつわる悲しいエピソードが、看板に記されていました。ドンデン池と大東亜神社についてはこちらをご覧下さい。
レンゲツツジ
佐渡の人が「ツツジ」といえば、この「レンゲツツジ」を指すようです。佐渡では妙見山の群生が有名ですが、ドンデンにも、レンゲツツジの群生を見ることが出来ます。レンゲツツジの見頃は、6月頃です。
日本海に囲まれた大佐渡山脈では、このほかにも数多くの高山植物を見ることが出来ます。通常なら900m級の山では見られないようなハクサンシャクナゲやシラネアオイなども見る事ができます。
ドンデンキャンプ場の設備について
ドンデンキャンプ場は、本格的なオートキャンプ場でしたが、近年、天災などの影響で、設備の一部が使えなくなっています。詳しくはドンデン山荘へお問合せ下さい。キャンプ場はグッドマナーでご利用下さい。