日本の原風景と呼ぶに相応しい宿根木の集落です。
宿根木は「重要伝統的建造物群保護地区」として、伝統的建造物の再建や保護に取り組んでいます。また一部の民家が一般公開されていて、内部を見学することが出来ます。
- 三角家(公開民家)
- 文字通り、三角形の敷地に建つ民家で、当時の船大工の技術が活かされた貴重な民家です。
宿根木の町並み
宿根木は、江戸時代廻船業で栄えた町です。小さな入り江に100軒近い家屋が寄り添うように集まっています。
板の屋根の上に重石を並べている「石置き木羽葺屋根」が多いのも宿根木の特徴です。この「石置き木羽葺屋根」が美しい屋根の町並みを彩っています。
石畳の小路
限られた敷地に多くの民家が立ち並ぶ宿根木は、石畳の小路や水路が縦横無尽に延びています。
茶房やました
宿根木集落の中で、お茶やぜんざい、パスタなどを提供しているお店です。
かつて納屋だった建物で、店内は“たらい舟”を使ったテーブルなどがあるようです。
残念ながら訪問時は時間が無くお邪魔できませんでした。次回はぜひこちらでパスタを頂きたいと思っています。
三角家
宿根木の民家の中でも有名な「三角家」。三角形の狭い敷地に、船大工の技術で建てられた貴重な民家です。2014年のディスティネーションキャンペーンのTVCM・ポスターにも登場しました。
2012年から一般公開されており、内部を見学できます。
宿根木海岸
海岸は切り立った岩が続く入り江になっており、ところどころに白い石柱があります。これはかつてこの石柱に舟を結んでいた「船つなぎ石」で、御影石で造られています。
町にも、水路を渡る石橋などにも御影石が使われています。