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佐渡にこいっちゃBLOG

両津港と新潟港

Posted by あらきやすし - 2012年5月16日
新潟市の旧税関庁舎

新潟市の旧税関庁舎

写真の建物、どことなく「文明開化」っぽいですね。

これは新潟市中央区・新潟市歴史博物館内ある、旧税関庁舎です。この建物は一般解放されていて、入場料無しで中に入る事もできます。場所は新潟港佐渡汽船ターミナルの対岸側です。直線距離ならとても近いです。(ウォーターシャトルで移動もできます。)

明治元年に運上所(後の税関)として建てられ、その後しばらくは税関庁舎として使われ続け、昭和40年代には新潟市郷土資料館となっていました。

新潟港は幕末、徳川幕府が締結した日米修好通商条約により、横浜・函館・神戸・長崎と同時に外国に向けて開かれました。その当時の税関庁舎で現存しているのは、新潟市のこの建物だけです。

和風建築ですが、中央の櫓部分は中国風、壁は日本の土蔵風、そして洋風の瓦屋根が敷かれており、和・洋・中が折衷している珍しい建物です。

さて、さきほど日米修好通商条約で開港したと書きましたが、実は新潟港は開港できませんでした。

佐渡へ起しになった方はご存知と思いますが、新潟港は信濃川の河口にあります。当時は川底が浅く、大きな外国船が入って来れませんでした。戊辰戦争もあり開港は10年近く遅れてしまい、明治元年になってしまいました。

この際、新潟港の補助港として指定されたのが、両津港です。天候などの影響で寄港できない際には両津港が利用されました。両津湾の一番奥にある両津港はこうして佐渡で一番大きな港町として、佐渡の玄関口として発展していきます。

こういった背景からか、現在でも両津港~新潟港の航路は佐渡航路の中で最も重要な航路となっています。

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