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佐渡にこいっちゃBLOG

佐渡路線バスの旅 小木港散策&たらい舟

Posted by あらきやすし - 2014年7月2日

「力屋観光汽船」さんのすぐ隣には「海洋資料館」という建物があります。ここは小木港を中心に、佐渡の海洋の歴史に関する資料や、縄文時代の遺跡の出土品から船大工の道具、小木の船箪笥などが展示されています。

佐渡海峡最後の和船「幸丸」

佐渡海峡最後の和船「幸丸」

さらに隣には、佐渡海峡最後の和船「幸丸」が展示されています。この「幸丸」、昭和36年まで小木と寺泊の間を航行していた実物です。長さは19.1m、乗組員2名の船ですが、目の前で見ると迫力あります。

あっという間に30分経ちました。急ぎ足で「力屋観光汽船」さんへ戻ったのですが、観光船は残念ながらこの日は出ませんでした・・・。

残念がっていると、スタッフさんが「たらい舟なら乗れますよ」と薦めて下さいました。そう言えば、たらい舟は乗った事が無かったので、せっかくだし、乗ってみることにしました。

力屋観光汽船さんでたらい舟

力屋観光汽船さんでたらい舟

初めての「たらい舟」。いやいや、大丈夫なんだろうか?と内心少し不安がったりしたのですが、乗ってみると意外に安定しています。5分ほどで湾内1周ですが、なかなか楽しかったです。船頭さんも愛想が良くて「地元のお母さん!」という感じでした。

力屋観光汽船さんでたらい舟

力屋観光汽船さんでたらい舟

たらい舟を降りて、まだ昼食には少し時間があったので、「日本アマチュア秀作美術館」へ行ってみました。ここも以前 小木を訪れたときに入らなかったところです。以前はもっと海寄りの場所にあったと思うのですが、現在は小木図書館の建物の中にあります。

日本アマチュア秀作美術館

日本アマチュア秀作美術館

名前の通り「アマチュア」の作品を専門に収蔵・展示する美術館です。とはいえ「秀作」ですから、レベルは高いものが揃っているとか。美術館と言っても展示室一部屋だけのこじんまりとした感じです。

ここの特別展示には、森繁久彌さん、海部俊樹元総理、そしてイギリスの元首相・チャーチルの作品も展示されています。歴史の教科書に出てくる、あのチャーチル元首相です。ちなみにこちらは観覧無料です。

時間は11:45を少し回ったところ。ちょっと早めですがここで昼食を、と思い、歩いて5分ほどの「小木家」さんに。こちらは「佐渡天然ブリカツ丼」の提供店です。

小木家さんの佐渡天然ブリカツ丼

小木家さんの佐渡天然ブリカツ丼

「小木家」さん「佐渡天然ブリカツ丼」は、佐渡の「すりみ」の入ったお味噌汁、イカソーメンの乗った「ながも」「おけさ柿」のシャーベットが付いてきます。

ここのお会計で、バスフリーパスに付いてきた「施設利用券500円分」を使いました。そう、施設利用券は、こうした飲食店やお土産物屋さんなどでも使用できます。

さて、昼食も終わって、いよいよ「宿根木」へ向かいます。

(続きます)

[佐渡路線バスの旅 小木港散策&たらい舟]へのコメントはこちらから

佐渡路線バスの旅 第2弾は小木・宿根木・真野へ!

Posted by あらきやすし - 2014年7月1日

2012年、「佐渡を路線バスで観光出来るか?」試そうと、「佐渡路線バスの旅 南線編」を敢行しました。佐渡路線バスの中でも主要幹線の一つである「南線」に乗り、トキ野生復帰ステーション畑野温泉大膳神社能舞台などを巡り、半日ほどですが観光地巡りを楽しめました。

それから2年、世間ではテレビ番組の影響で「ローカル路線バス」の旅も流行っている様子です。そこで、「佐渡路線バスの旅 第2弾」をやろう、と決めました。

実は小木方面はここ何年も行っていませんでした。そこで、先ずは「小木・宿根木」を目的地にしてみました。

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第2弾の利用路線

そして佐渡の「酒蔵見学」も未経験だったので、これも加える事に。酒蔵見学ができる蔵元は佐渡に4カ所、そのうち二つが真野にあります。真野と言えば、両津からバスで小木に行く際に乗換え地点となる場所です。

という事で、「小木・宿根木・真野を路線バスで巡る旅」の計画を立てることに。前回は本数が多い「南線」のみでしたが今回は他の路線との乗り換えも数回発生します。そこで新潟交通佐渡さんのホームページで、時刻表をチェック、念入りに計画を立てました。

佐渡島内路線バスフリーパス

佐渡島内路線バスフリーパス

いよいよ、「佐渡路線バスの旅 第2弾」実行の日(2014年6月7日)となりました。今回は、新潟発の始発カーフェリーで佐渡へ。たまたま「ときわ丸」だったので、8:20に両津港到着です。

計画を立てていた時、「そう言えば、路線バスのフリーパスがあるような話をどこかで聞いたような・・・」と思い、調べてみたところ、ありました。『佐渡島内路線バスフリーパス』というものがあります。

 新潟交通佐渡 佐渡島内路線バスフリーパス

※ 佐渡島内路線バスフリーパスは新潟交通佐渡さんの各窓口・営業所で購入できます新潟交通佐渡さんの各窓口、佐渡汽船さんの新潟港案内所・直江津港案内所、佐渡観光協会さん両津港案内所・小木(マリンプラザ内)案内所で購入できます。佐渡以外の新潟交通さんの窓口等では購入できません。またバス車内でも購入できません。フリーパスは購入後からの乗車に有効となります。
※ 上記の情報は2014年6月時点で確認したものです。詳しくは新潟交通佐渡さんにお問合せ・ご確認ください。(本社営業所(TEL:0259-57-2121)

今回は「2dayフリーパス」を購入しました。路線バスの旅は1日だけの計画ですが、計算したところ2dayフリーパスの方がちょっとお得になります。と言うのも、「2dayフリーパス」には、施設利用券が500円分付いてくるのです。

新潟交通佐渡さん窓口

両津港ターミナル1Fにある窓口

フェリーを降りて、ターミナルビル1Fにある新潟交通佐渡さん窓口で「島内路線バスフリーパス」を購入、そしてバス乗り場へ向かいます。

先ずは「南線」に乗って「真野新町」まで・・・と思っていたのですが、パスを購入する際に窓口の方から「小木線に乗り換えるのなら“佐渡歴史伝説館”で乗り換えられた方がいいですよ」とアドバイスして頂きました。実は「真野新町」では乗り継ぎ時間が1分のみ、対して「佐渡歴史伝説館」であれば10分ほどの乗り継ぎ時間があります。

なるほど、いいこと教えてもらった!と思いながらバス停に並んだところ、すぐ後ろに並んでいたご夫婦が「小木に行くには・・・真野新町で乗り換えて・・・」と話していたのが聞こえました。いやいや、余計なお世話かもと思いながらも「“佐渡歴史伝説館”で乗り換えた方がいいみたいですよ」とお伝えしました。

パっと見た感じ、観光で来られたっぽいご夫婦。まさか同じ日に同じように、路線バスで小木まで観光しようとしている人が居たとは、ちょっと驚きました。やっぱり「路線バスの旅」は流行っているんですね。

バスを乗り継いで、小木へ向かいます

バスを乗り継いで、小木へ向かいます

実は、新潟交通佐渡さんは、3月~11月の間の土・日・祝日の一部の便で、観光地などを迂回するルートを走ります。乗車した「南線」は、「トキの森公園」「大膳神社」「妙宣寺」「国分寺跡」「佐渡歴史伝説館」などを経由します。

8:40に「両津港」を出発、「佐渡歴史伝説館」で小木線に乗換え(9:42)、小木到着は10:32でした。約2時間、バスに揺られたわけですが、途中で「妙宣寺の五重塔」も見えたり、真野湾の海岸に咲くカンゾウの花も見る事が出来たりと、車窓からの眺めをたっぷり楽しめました。

小木に到着

小木に到着

久しぶりに訪れた小木の市街です。ここから宿根木へ向かうには、「宿根木線」に乗換えです。・・・しかし、その「宿根木線」が出るのは約2時間後の12:25です。小木港周辺で2時間、昼食時間も入りますが、けっこう時間があります。

小木で何をしようか・・・計画を立てた際に真っ先に思い付いたのが「観光船」です。小木半島を海上から見ることが出来る観光船を「力屋観光汽船」さんが運航しています。これに乗ってみたい!と思ったのですが、実はこの観光船、臨時便扱いとなっており『最低5人集まらないと出航しない』との事・・・。

とりあえず、次の出航予定時間まで30分ほどあるので、「あと4人、観光船希望者が現れる」事を祈りつつ・・・他を回ることにしました。

(続きます)

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船大工の技術で建てられた、宿根木の三角家

Posted by あらきやすし - 2014年6月25日

宿根木集落は、佐渡なかでも人気がある観光スポットの一つです。日本原風景とも言うべき、伝統的な日本家屋が建ち並んでおり、集落全体が「重要伝統的建造物群保護地区」となっています。

かつて廻船業で栄えた町です。小さな谷間の地に急速に人口が増えたのか、民家が肩を寄せ合うように集まっています。細い石畳の小路が縦横無尽に走り、まるでタイムスリップしたかのような町並が楽しめます。

三角家

三角家の全景

その中でもこの「三角家」は、文字通り三角形の敷地に建てられた民家です。この角度から見ると、確かに三角形っぽいです。狭い敷地を有効に活用したのだそうです。

吉永小百合さんイメージ

吉永小百合さんはこんな感じで立ってました

この三角家、今年(2014年)のディスティネーションキャンペーンに併せて展開されたJR東日本の「大人の休日倶楽部」のTVCMやポスターにも登場しました。あの吉永小百合さんがこの三角家を訪れるシーンはテレビや駅構内などで見た方も多いのではないでしょうか。

この三角家ですが、以前僕が宿根木を訪れた際はまだ住民が住んでおり、内部は公開されていませんでした。2012年より一般公開されるようになり、現在は4月~11月末までの土日祝祭日に内部を見学する子tが出来ます。

と、前置きが長くなりましたが、さっそく内部をご紹介します。

三角家の平面絵図

三角家の平面絵図

玄関を入ると、左手に台所、正面に「オマエ」と呼ばれる居間があります。ここに「宿根木を愛する会」の方が居て、入館料を払います。引き換えで頂いた入館券が、この三角家のペーパークラフトになっています。

部屋の真ん中にあるちゃぶ台に、この三角家の平面絵図が置いてあります。こうして見ると、本当に三角形なんですね。しかし、この「オマエ」はほぼ四角く、普通の部屋に感じられます。平面を改めて見ると、上手い具合に配置されていることがわかります。

仏間

三角家の中で唯一三角形の「仏間」

「オマエ」の奥に「仏間」があります。この「仏間」は三角家の中で(物置を除いて)唯一の三角形の部屋です。丁度三角形の角の部分に仏壇が置かれています。すぐ横に階段があります。この階段、かなり急な勾配です。

二階の座敷

二階の座敷

二階に上がってみました。結構広い「座敷」があります。畳が10枚敷いてあります。ただ、天井はちょっと低いかも。

深野アサさん

深野アサさん

かつて、この家に住んでおられた「深野アサさん」の写真や、昔の宿根木界隈の写真などがこの部屋に展示されています。

二階の小部屋

二階の小部屋

二階には、他に部屋が二つと物置があります。物置はかつては吹き抜けで、一階から囲炉裏の煙を通していたそうです。小さな三畳ほどの部屋には、小さな木の机の上に、昔の子供向け雑誌や彫刻刀、硯などが置いてありました。壁には小学校の卒業証書が掲げられています。

深野さんのお子さんの部屋だったんでしょうか。彫刻刀と言うのが、版画が盛んな佐渡らしいです。

三角家の中を何枚も写真を撮っていたら、受付(オマエ)に居たボランティアの方から「建築関係の方ですか?」と訊かれました。建築関係の学生さんにとっては、とても興味深い建造物なんでしょうね。

実際、この三角家の一般公開の際には長岡造形大学 木村研究室の皆さんの協力の元、平面絵図などが制作されたそうです。

受付の方とここでちょっとお喋りをしました。吉永小百合さん効果で来場者も増えているのでは?と訊いたところ、そんなに増えてはいないとの事。三角家の前で、吉永小百合さんと同じアングルで記念写真を撮っていく観光客は多いのですが、内部まで見て行く人はそんなの多くないのだとか。なんとももったいない話ですね。

リーフレットとペーパークラフト

リーフレットとペーパークラフト

入館料は300円ですが、これとは別に「三角家基金」というのもあります。こちらは一口500円、もちろん任意ですが、基金に寄付すると

三角家について詳しく書かれたリーフレットがもらえます。こちらも長岡造形大学さん協力で制作されたものです。他にも、入館券よりも大きなサイズのペーパークラフトもあります。組み立てると屋根を外して内部の構造も見る事もできる優れものです。

実は今回宿根木を訪れたのは「佐渡路線バスの旅 第2弾」の一環としてでした。両津からバスを乗り継いで宿根木まで来たのですが、宿根木線は本数が少なく、滞在できる時間は僅かに1時間と限られていました。

時間さえあれば他にも行きたい所はたくさんあったのですが、残念ながら今回はこの三角家のみで時間いっぱいになってしまいました。

次回は、もっとゆっくりと宿根木を散策したいと思います。

 

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