歴史好きの皆さん、真野御陵(火葬塚)も要チェックです。
Posted by あらきやすし - 2012年6月3日
佐渡は「流刑の地」というイメージを持ってる方も多いかと思います。
確かに佐渡は中世(江戸時代以前)まで流刑地とされてきました。しかし、佐渡に流されたのは朝廷の中でも位の高い人物や高僧達がほとんどでした。
中でも有名なのが、承久の乱を起した順徳上皇です。鎌倉時代後期、鎌倉幕府倒幕を目指し決起した順徳上皇ですが、倒幕に失敗し佐渡へ流されてしまいました。
その後も帰京を夢見続けた順徳上皇でしたが、その願い敵わず佐渡で生涯を終えました。
順徳上皇の御陵は京に造られました。佐渡には火葬塚が造られましたが、地元の方々が御陵として大切に守っていたことから、現在でも『真野御陵』として残っています。
また真野を中心とした佐渡の各地には、順徳上皇ゆかりの地が多数あります。歴史好きな皆さん、佐渡へ順徳上皇の足跡を辿ってみてはいかがでしょうか?