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佐渡にこいっちゃBLOG

カンゾウ祭り&海府荘さんの絶品カレーランチ

Posted by あらきやすし - 2014年6月16日

山形県の飛島と佐渡にしか自生していない「トビシマカンゾウ」。その最大の群生地が「大野亀」です。

毎年、この「トビシマカンゾウ」が見ごろを迎える6月上旬、『佐渡カンゾウ祭り』が開催されます。今年は6月8日に開催されました。 今まで、『佐渡カンゾウ祭り』の前日など、ニアミスで「大野亀」を訪れた事しかありませんでした。

そこで今年は『佐渡カンゾウ祭り』に日程を合わせて佐渡へ行くことに。 朝、知人に車を出してもらい「大野亀」へ向かいました。

普段はそんなに交通量が多くない内海府の県道ですが、この日はあきらかに通行量が多いです。 両津から1時間ほど。先に一般公開を行っていた「弾崎灯台」へ寄りました。時計を見ると、10時を回ったところでした。『佐渡カンゾウ祭り』は10時から開始です。

カンゾウ祭り会場手前

会場手前の路肩に車を停めます

「大野亀」の姿が大きく見えてきた、願集落入り口付近、ここで係りの人の誘導に従い、縦列駐車。「大野亀」前の駐車場は既に満車の様子。とは言えここから歩いて数分、景色も楽しみながら歩いていきます。道沿いにもちらほらとカンゾウの花が咲いています。
会場では既に芸能ステージが始まっているようです。多くの観客の姿、手前の駐車場には何台も大型バスが停まっています。

カンゾウの咲き具合

カンゾウの咲き具合

会場手前では地元の小学生たちが「カンゾウの保護」のための募金を一生懸命呼びかけていました。小銭だけですが、募金したところ元気よく「ありがとうございました!」と挨拶してくれます。

肝心のカンゾウの花ですが、満開にはもうちょっと、と言う感じです。早かったのか遅かったのかは不明ですが。

かつてはここ「大野亀」も含めた大佐渡一帯では牧畜が盛んでした。佐渡では放牧が多く、そのためこの大野亀でも、ドンデン山でも、放牧牛が草を食んでいました。これがちょうど、除草効果もあり、広大なトビシマカンゾウの群生に繋がっていました。

しかし、放牧を行う農家が減ってしまい、大野亀でも放牧牛の姿は見かけなくなりました。結果、トビシマカンゾウの数も減ってしまいました。このため、現在は地元の有志が牛に代わって草刈りなどを行っています。この活動により、一時期かなり減ってしまったトビシマカンゾウの数も戻りつつあります。

カンゾウの花

カンゾウの花と大野亀

近くで見ると、こんな感じです。

ステージでの芸能を楽しむ一方で、カンゾウの群生地に進みそのまま大野亀の山頂まで登っていく人も結構多く見られました。

春駒

佐渡の伝統芸能「春駒」

ステージでは、最初の芸能「春駒(はりこま)」です。「春駒」も、佐渡の各所に伝わる伝統芸能。祝いの舞として各集落に伝わっています。こちらは野浦春駒保存会の皆さん。

七浦甚句

七浦甚句

続いては、相川から「七浦甚句」。相川・京町で前夜に催された「宵の舞」にも出演されてた七浦民謡研究会の皆さんの熱演です。

鬼太鼓(上梅津)

上梅津の鬼太鼓

続いて、新潟総踊りにも参加した踊りのチームの出演、そして「鬼太鼓」と続きます。今回は上梅津の皆さんによる鬼太鼓。力強い演舞に太鼓の音、掛け声が大野亀に響き渡ります。

子供鬼太鼓

子供鬼太鼓に歓声が上がります

上梅津の鬼太鼓に続いて登場したのは、地元・鷲崎の子供会による「子供鬼太鼓」。小学生くらいの子供達が地域の伝統芸能を継承すべく、日夜練習に励んだそうです。子供達の見事な鬼太鼓に、会場からは割れんばかりの拍手が贈られます。

フラダンス

フラダンスの登場

子供鬼太鼓に続いて登場したのは・・・なんと「フラダンス」!実はこちらは『佐渡カンゾウ祭り』の常連さん。皆さん佐渡の方達だそうです。カンゾウの群生を背景にしたフラダンス。これが妙にマッチしていいました。

この後も、まだまだ芸能ステージは続くのですが、時間もお昼時。カンゾウの花もしっかり見てきましたし、「鬼太鼓」に「春駒」まで見れたので、かなり満足です。 会場内には屋台も並んでいて、ここで食事もできそうです。

雰囲気としては、地域の普通のお祭りと言った感じもします。とはいえ、これだけ佐渡各地の芸能が集まるイベントも珍しいです。実際、会場は島外からの観光客よりも佐渡島内からの観客の方が少し多いんじゃないかと言う感じがしました。

さて、お昼ですが。。。 一緒に来た知人が「ぜひ行きたい所がある」という事で、「大野亀」を離れて外海府海岸方面へ向かいます。

海府荘

海府荘さん

向かった先は「大野亀」から車で30分ほど。「国民宿舎 海府荘」さんです。

この「海府荘」さん、ランチ営業をやっていて話題なのだとか。メニューは“カレー”のみ、しかも日曜日以外は要予約という事です。 「海府荘」さんは、最近本格的なフランス料理のフルコースも提供しており、これも話題になってるとか。(フランス料理コースは基本11月~3月の観光オフシーズンのみ受付。ただしこれ以外の時期でも、繁忙期以外であれば応相談だそうです)

本格的なフランス料理を提供する宿のランチ、となると必然的に期待が高まります。

日曜日は予約無しでOKと言っても、数量には限りがあるようですし、なにより今日は『佐渡カンゾウ祭り』で賑わっているので、もしかしたら売り切れてるかもしれない・・・。そんな不安もあったのですが、入ってみると「大丈夫」との事でした。

案内されたのは普通の、宿の客室。食堂や大部屋ではなく、それぞれ個室に案内してくれるそうです。部屋の窓からは外海府の海岸が一望できます。手前にはカンゾウの花も咲いていました。

海府荘さんのカレー

海府荘さんのカレー。ライスは佐渡産米に古代米をブレンドしています

メニューは、カレーとカレーセット、あと手造りフランスパン。カレーは大盛りも可能との事。セットはドリンクを数種類の中から選べます。

カレー普通盛りにドリンクのセットを注文しました。 ライスが・・・赤飯? 一瞬まさか、と思ったのですが。もちろん赤飯ではなく、佐渡のお米に古代米をブレンドしたものだそうです。

ルーは辛すぎず、甘すぎず、コクが深くまろやかでした。肉はとても柔らかく、最初「鶏肉?」と思いました。(知人は「牛肉」と思ったそうです)聞いてみたらなんと「豚肉」。最低でも6時間は煮込んで柔らかくするそうです。

野菜などの具材も長時間じっくり煮込んでいて、ルーの中に溶け込んでいるそうです。

応対して下さったスタッフさん、そしてオーナーさんがとても愛想よく、丁寧に応対・ご説明してくださいました。

このカレー、銀座の有名な洋食店「資生堂パーラー」さんと同じものを提供しているそうです。

あと、たまにですが、「オムライス」もメニューに加わる日があるそうです。 カンゾウの時期に限らず、大野亀方面まで来られた方はぜひ、「海府荘」さんでランチも楽しんで見てはいかがでしょうか。 (日曜日以外は事前に予約・問い合わせをして下さい。)

[カンゾウ祭り&海府荘さんの絶品カレーランチ]へのコメントはこちらから

めったに入れない灯台の内部へ!弾崎灯台一般公開

Posted by あらきやすし - 2014年6月12日
弾崎灯台

佐渡の北端。弾崎灯台

佐渡・大野亀の手前にある「弾崎灯台」

木下恵介監督の映画『喜びも悲しみも幾年月』(1957年公開)の舞台にもなった有名な灯台です。

新潟県内の人なら、行った事が無くても「弾崎」という地名は気象情報で耳にしたことがあるかもしれません。地図で見ると佐渡の北端にあります。

灯台の下には、映画を記念した銅像も建っています。灯台と銅像をバックに記念撮影が出来るほか、映画の主題歌も聴くことが出来ます。

この「弾崎灯台」の内部が、年に1日だけ一般公開されます。灯台の内部を見学できる機会はめったにありません。

一般公開が行われるのは、毎年6月上旬に大野亀で開催される『佐渡カンゾウ祭り』の日です。今年は6月8日(日)に行われました。

弾崎灯台一般公開

横断幕と万国旗でカラフルになった灯台

白い灯台が、岬の先端に建っています。年に一度の一般公開という事で、横断幕に万国旗が飾られていました。

弾崎灯台の囲障

映画撮影当時の遺構はこの囲障(塀)のみ

ちなみにこの灯台は、平成元年に建替え、移設されたもので、映画が撮影された当時のものとは異なります。灯台建設当時から残っているのは、施設を取り囲む囲障(塀)のみという事。

普段は無人の灯台も、この日は海上保安庁の職員の皆さんが見学者を案内してくれます。

入り口に入るとすぐに らせん階段 になっています。外から見た印象より、もっと狭く感じました。

何十段もある階段を登ります。途中、こんなメッセージが。

「50段目 あと少し」

「50段目 あと少し」 海保さんの気遣いが嬉しい!

一番上に到着しました。外に出てみると、ちょっと足がすくみましたが、とにかく景色が素晴らしかったです。

弾崎灯台から大野亀方面

大野亀方面を望む-二ツ亀が見えます

こちらは、大野亀方面。突き出しているように見える部分は「二ツ亀」です。

弾崎灯台から南側を望む

海の向こうには本州の山々が

南側を眺めると、眼下にキャンプ場、海の向こうには粟島、さらに本州の山々が見渡せます。

弾崎灯台から北北西方面

アメダスも見えます。

この白い鉄塔は、船舶に無線で気象情報などを発信している施設なのだとか。この鉄塔のすぐ左側に見えている小さな塔が気象観測所、いわゆる「アメダス」です。

弾崎灯台のランプ

弾崎灯台のランプ

最上階内部は、ランプがあります。灯台の一番肝心な部分ですね。この灯台のランプ、資料館などで展示されているのを見たことはありますが、現役で使用中のものを見る機会は、めったにありません。

ランプの台座は免震装置になっていて、震災の際も灯台の灯りを灯し続けられるようになっています。ランプ本体は、水銀によって浮かせてあり、これで回転させる仕組みになっているそうです。水銀を使った装置は今では珍しいものなのだとか。しかし、この装置も来年で入れ替えになるそうです。

灯台用電球の今と昔

灯台用電球の今と昔

昔の灯台用ランプと最近のものが展示されていました。左が昔の「A-2電球」、100V・1000Wの白熱電球です。右が現在の「MT-250」、100V・250Wのメタルハライドランプです。大きさも二回りくらい小さくなってますね。これで以前より長持ちして省電力にもなっているようです。

めったに無い、灯台内部の一般公開。新潟県内ではこの「弾崎灯台」の他には、角田岬灯台で年1回行っているのみ(「海の月間」にちなみ、毎年7月に開催されるそうです)。つまり県内では年2回しかチャンスがありません。

弾崎では前述の通り「佐渡カンゾウ祭り」に合わせて開催されているので、ぜひ来年は「カンゾウ祭り」とセットで足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

[めったに入れない灯台の内部へ!弾崎灯台一般公開]へのコメントはこちらから

放鳥トキを見ることが出来ました。

Posted by あらきやすし - 2014年1月27日

先週末、“放鳥トキ”を初めて見ることが出来ました。

放鳥トキ

放鳥トキ

新穂地区内、田畑が広がっていますが民家も近くにあります。写真には写っていないのですが、3羽のトキがしばらく上空を旋回していました。その際、「クワー、クワー」と鳴いていました。

羽は綺麗なトキ色でした。しばらく旋回した後、やがて遠くの田んぼの方へ降りていきました。

トキ保護センタートキふれあいプラザで、トキは何度も見ているのですが、こうして大空を自由に飛んでいるトキを見るのは初めてでした。ちょっと感動しました。

今後も放鳥トキが順調に増えていき、佐渡の空に普通にトキが見られるようになったら、もっと素晴らしいですね。

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