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佐渡にこいっちゃBLOG

佐渡路線バスの旅 久しぶりの宿根木

Posted by あらきやすし - 2014年7月6日

小木から宿根木へは、車で行けば10分ほどです。

深浦の港

深浦の港

根木行のバスは。小木の市街を経由してから宿根木方面へ進んで行きます。途中で山道に入り、深浦の集落を経由します。山道から急に視界が開けたと思ったら、そこは深浦の港でした。予報は「くもり 所により一時雨」でしたが、すっかり天気も良くなっていました。

宿根木に到着、先ずは一般公開されている「三角家」へ行きました。詳しくは先日アップしたこちらの記事をご覧ください。

吉永小百合さんも訪れた三角家

吉永小百合さんも訪れた三角家

三角家は本当に面白く、さらにボランティアの方とも話が弾んでしまい、あっという間に時間が経ってしまいました。実は、バスの都合で宿根木に滞在できる時間は僅かに1時間。残った10分少々で宿根木集落内を回れる限り回ります。

旧郵便局舎

旧郵便局舎

こちらは、宿根木では珍しい、洋風建築の建物。旧郵便局の建物です。緑色の外観がひときわ目立つのですが、宿根木集落の雰囲気にぴったりとはまっています。大正11年に建てられたのだとか。

公開民家・清九郎

公開民家・清九郎

こちらは公開民家「清九郎」です。船主の邸宅だった民家を公開しています。ここも時間があったら内部を見学したかったのですが、泣く泣く外観だけを写真に収めてきました。

町並み保存協力費 募金箱

町並み保存協力費 募金箱

バス停前に戻ってきました。バス時刻まであと数分、町並み保存協力費の募金箱がありましたので、この町並みがいつまでも保存されうることを願いつつ、本当に気持ちだけですが、募金しました。

帰りのバスは時間きっちり、13:40にやってきました。帰りは深浦を経由せず、約12分で小木港に到着。ここで10分ほどの接続時間で、小木線に乗換えて真野へ向かいます。真野では酒蔵見学です!

(続きます)

[佐渡路線バスの旅 久しぶりの宿根木]へのコメントはこちらから

船大工の技術で建てられた、宿根木の三角家

Posted by あらきやすし - 2014年6月25日

宿根木集落は、佐渡なかでも人気がある観光スポットの一つです。日本原風景とも言うべき、伝統的な日本家屋が建ち並んでおり、集落全体が「重要伝統的建造物群保護地区」となっています。

かつて廻船業で栄えた町です。小さな谷間の地に急速に人口が増えたのか、民家が肩を寄せ合うように集まっています。細い石畳の小路が縦横無尽に走り、まるでタイムスリップしたかのような町並が楽しめます。

三角家

三角家の全景

その中でもこの「三角家」は、文字通り三角形の敷地に建てられた民家です。この角度から見ると、確かに三角形っぽいです。狭い敷地を有効に活用したのだそうです。

吉永小百合さんイメージ

吉永小百合さんはこんな感じで立ってました

この三角家、今年(2014年)のディスティネーションキャンペーンに併せて展開されたJR東日本の「大人の休日倶楽部」のTVCMやポスターにも登場しました。あの吉永小百合さんがこの三角家を訪れるシーンはテレビや駅構内などで見た方も多いのではないでしょうか。

この三角家ですが、以前僕が宿根木を訪れた際はまだ住民が住んでおり、内部は公開されていませんでした。2012年より一般公開されるようになり、現在は4月~11月末までの土日祝祭日に内部を見学する子tが出来ます。

と、前置きが長くなりましたが、さっそく内部をご紹介します。

三角家の平面絵図

三角家の平面絵図

玄関を入ると、左手に台所、正面に「オマエ」と呼ばれる居間があります。ここに「宿根木を愛する会」の方が居て、入館料を払います。引き換えで頂いた入館券が、この三角家のペーパークラフトになっています。

部屋の真ん中にあるちゃぶ台に、この三角家の平面絵図が置いてあります。こうして見ると、本当に三角形なんですね。しかし、この「オマエ」はほぼ四角く、普通の部屋に感じられます。平面を改めて見ると、上手い具合に配置されていることがわかります。

仏間

三角家の中で唯一三角形の「仏間」

「オマエ」の奥に「仏間」があります。この「仏間」は三角家の中で(物置を除いて)唯一の三角形の部屋です。丁度三角形の角の部分に仏壇が置かれています。すぐ横に階段があります。この階段、かなり急な勾配です。

二階の座敷

二階の座敷

二階に上がってみました。結構広い「座敷」があります。畳が10枚敷いてあります。ただ、天井はちょっと低いかも。

深野アサさん

深野アサさん

かつて、この家に住んでおられた「深野アサさん」の写真や、昔の宿根木界隈の写真などがこの部屋に展示されています。

二階の小部屋

二階の小部屋

二階には、他に部屋が二つと物置があります。物置はかつては吹き抜けで、一階から囲炉裏の煙を通していたそうです。小さな三畳ほどの部屋には、小さな木の机の上に、昔の子供向け雑誌や彫刻刀、硯などが置いてありました。壁には小学校の卒業証書が掲げられています。

深野さんのお子さんの部屋だったんでしょうか。彫刻刀と言うのが、版画が盛んな佐渡らしいです。

三角家の中を何枚も写真を撮っていたら、受付(オマエ)に居たボランティアの方から「建築関係の方ですか?」と訊かれました。建築関係の学生さんにとっては、とても興味深い建造物なんでしょうね。

実際、この三角家の一般公開の際には長岡造形大学 木村研究室の皆さんの協力の元、平面絵図などが制作されたそうです。

受付の方とここでちょっとお喋りをしました。吉永小百合さん効果で来場者も増えているのでは?と訊いたところ、そんなに増えてはいないとの事。三角家の前で、吉永小百合さんと同じアングルで記念写真を撮っていく観光客は多いのですが、内部まで見て行く人はそんなの多くないのだとか。なんとももったいない話ですね。

リーフレットとペーパークラフト

リーフレットとペーパークラフト

入館料は300円ですが、これとは別に「三角家基金」というのもあります。こちらは一口500円、もちろん任意ですが、基金に寄付すると

三角家について詳しく書かれたリーフレットがもらえます。こちらも長岡造形大学さん協力で制作されたものです。他にも、入館券よりも大きなサイズのペーパークラフトもあります。組み立てると屋根を外して内部の構造も見る事もできる優れものです。

実は今回宿根木を訪れたのは「佐渡路線バスの旅 第2弾」の一環としてでした。両津からバスを乗り継いで宿根木まで来たのですが、宿根木線は本数が少なく、滞在できる時間は僅かに1時間と限られていました。

時間さえあれば他にも行きたい所はたくさんあったのですが、残念ながら今回はこの三角家のみで時間いっぱいになってしまいました。

次回は、もっとゆっくりと宿根木を散策したいと思います。

 

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