地図で見ると佐渡の一番上、最北端にある白い灯台です。1957年の映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台になった灯台としても有名です。
最北端という事もあり、あたりは静かです。 灯台のすぐ近くにある岬の展望台に行くと、すぐ近くには「はじきのフィールドパーク」や「二ツ亀」といった有名な観光地があり、夏になると賑わいます。
地図で見ると佐渡の一番上、最北端にある白い灯台です。1957年の映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台になった灯台としても有名です。
最北端という事もあり、あたりは静かです。 灯台のすぐ近くにある岬の展望台に行くと、すぐ近くには「はじきのフィールドパーク」や「二ツ亀」といった有名な観光地があり、夏になると賑わいます。
1957年に公開された「喜びも悲しみも幾年月」( 木下恵介監督)の舞台となったのが、この弾崎灯台でした。
私が生まれるずっと前の作品なのですが、たいへんな名作なのだそうです。 灯台守の夫婦の物語です。
灯台のすぐ近くに、映画を記念した銅像が建っていて、映画のテーマソングが流れ出す仕掛けになっています。
現在の灯台は平成元年に建て替えられたもので、映画が撮影された当時ものとは異なります。
設置当時から残っている物は、灯台を取り囲む囲障(塀)だけとなっています。
この弾崎灯台、年に一度だけ内部が一般公開されます。
一般公開は毎年6月上旬に大野亀で開催される「カンゾウ祭り」の日に行われます。見学は無料、めったに入る事の出来ない灯台内部を見学できます。
弾崎灯台は海上保安庁が管理していますが、現在は職員は常駐していません。しかし、一般公開の日には職員の皆さんが、灯台内部を案内して下さいます。
長いらせん階段を登りきると、素晴らしい眺望が楽しめます。二ツ亀やはじきのフィールドパーク、海の向こうには粟島や本州の山々まで見渡すことが出来ました。
こちらは灯台の内部、ランプの部分です。記念館や資料館などで展示されているものを見る事はできますが、こうして現役のランプを見る機会は滅多にありません。
台座部分は免震装置になっており、地震が起きてもランプが途切れる事が無い様になっています。
このランプは水銀を使い浮かせることで、回転させているそうです。この水銀を使用した装置も今では少なくなってきており、弾崎灯台でも来年(2015年度)には新しい装置に交換となるそうです。