2014年4月8日、AM5:30両津発の始発便をもって「おおさど丸」は佐渡航路から退役します。
1988年4月24日に就航して以来26年間、佐渡・両津港と新潟港を結んできました。佐渡市民の生活航路として、さらに観光航路として多くの観光客を運び、さらに生活物資はじめとした物流も担ってきました。航海距離はおよそ2,344,630km(地球を約58周分)に達したそうです。退役する前にもういちど「おおさど丸」の姿を記録したいと思い、新潟港ターミナルに停泊中の「おおさど丸」を撮影してきました。
2014年4月8日、AM5:30両津発の始発便をもって「おおさど丸」は佐渡航路から退役します。
1988年4月24日に就航して以来26年間、佐渡・両津港と新潟港を結んできました。佐渡市民の生活航路として、さらに観光航路として多くの観光客を運び、さらに生活物資はじめとした物流も担ってきました。航海距離はおよそ2,344,630km(地球を約58周分)に達したそうです。退役する前にもういちど「おおさど丸」の姿を記録したいと思い、新潟港ターミナルに停泊中の「おおさど丸」を撮影してきました。
先に掲載した「ときわ丸」のような一般公開イベントが開催されない「おおさど丸」の内部を撮影するには、乗船券を購入して佐渡へ渡航するしか無いかと思ったのですが、そういえばカーフェリーの出航前に必ず「間もなく出航します。お見送りのお客様は下船してください。」と船内アナウンスが流れているのを思い出しました。実は佐渡汽船はカーフェリーに限り、「入場券」を購入することで船内に入る事が出来るのです。乗船券は大人一人100円です。
「乗船券」は券売機ではなく窓口で購入します。この券には通常自動改札機に読み込ませる二次元コードがありません。改札で係りの方に渡して、ハサミを入れてもらい、自動改札機横の通路を通ります。
この日の前日に開催された「ときわ丸一般公開」はものすごい人が来場していましたが、この日は日曜の午前便という事もあってか、割と空いていました。
乗船口をくぐるとすぐに「エントランスホール」に入ります。ここは3層吹き抜けになっていて、さらに天窓から自然光が入り、明るくて開放的な空間です。
「ときわ丸のエントランスホール」の豪華な造りには驚いたのですが、改めてみると「おおさど丸のエントランスホール」も豪華で素晴らしいですよね。
乗船口の上の階(4階)から見た「エントランスホール」です。奥に見えるカウンターで、緑色の“貸し毛布”を配布しています。これも乗船時のお馴染の光景です。
「エントランスホール」の一角にある「売店」です。
おにぎりなどの軽食から新聞・雑誌・書籍、さらにスナック類やアイスクリーム、そして佐渡や新潟県内の特産物やお土産品などを販売しています。
取扱い商品数が増えていたのか、徐々にカウンター外の陳列棚が増えていきました。
何度もお世話になった「2等船室」。絨毯の色は昔は緑色でしたが、いつごろからか紫色に変わってました。
「2等船室」は大きな区画で間仕切りも少なく、広々としたスペースになっています。
こちらは「1等ジュータン席」。
絨毯の色は「2等」と同じになっています。部屋は間仕切りで区分けされているので、「2等」のような広々とした感じにはなっていないのですが、荷物を入れる棚が多く配置されています。