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佐渡汽船新造船「ときわ丸」に潜入 Part5

2014年4月6日更新
エントランスロビーのフロントで輝く佐渡汽船さんロゴ
下船口の案内板下船口の案内板

新造船という事で、当然ですが何もかも新しいわけですが、細かい所でも色々と新しい仕掛けや配慮があるようです。

僕が気が付いたところの一つに、先ずは「乗降口」の案内表示です。

両津航路のカーフェリーの場合、船の進行方向に向かって右側が両津到着時の下船口、左側が新潟到着時の下船口になります。これまではその都度船内放送でアナウンスしていましたが「ときわ丸」では『新潟』『両津』と案内板にも明記されています。

※ただ、両津港到着時は場合によっては逆側が下船口になることもあるかもしぜません。僕は一度だけですがそのケースに遭遇したことがあります。

2等船室の荷物入れ2等船室の荷物入れ

「2等船室(ジュータン席)」では、仕切りも兼ねた荷物入れが設置されています。これはこれまでの船にも設置されているのですが、今までの船よりも設置頻度が多いように感じられました。ここにガバンやリュックなどを入れておくと便利なんですよね。

もちろん、コインロッカーも設置されているので、貴重品などはそちらに預けるのが良いと思います。

通路のテーブルセット通路のテーブルセット

「2等船室」の窓際側には通路が通っており、テーブルセットが並んでいます。

窓から佐渡海峡の風景を眺めながら、売店で購入した軽食や飲み物を頂いて、ゆっくり談笑したり、本を読んだり、色々できそうですね。

「2等船室」とのは曇りガラスで仕切られています。

tokiwamaru_2014_44大勢の来場者

冒頭でもふれたとおり、とにかく今回の一般公開は、多くの来場者で溢れました。写真は展望ラウンジなどがある5階へ進む途中の階段での様子。列がなかなか進みませんでした。

帰り際(AM11:20頃)に佐渡汽船のスタッフさんに尋ねたところ、その段階で既に3000人超の来場者がありました。来場者用に用意していた記念品も底をついてしまっていたそうです。しかし、一般公開終了予定時間まであと10分ほどというのに、まだ行列が続いていました。

予想以上の大盛況だった「ときわ丸一般公開」でした。改めて「ときわ丸」に乗船して、じっくりと取材して再度レポートしたいと思います。

ときわ丸 概要
最大旅客定員 1,500人 車両積載能力 大型バス28台と乗用車8台
または乗用車168台
総トン数 5,380トン 最大速力 19.1ノット
全長 125m 最大幅 21.8m
平均満水喫水 5.35m 主機の種類 ディーゼル
建造年月 平成26年(2014年)3月 就航年月日 平成26年(2014年)4月8日

Access:アクセス情報

地図

JR新潟駅より古町方面へ直進、東港線十字路(FmPort角)を右折し佐渡汽船方面へ案内板に従って左折(国道350導線)、T字路で右折し直進。車で約5分、徒歩で約20分。

[路線バス]JR新潟駅万代口(バスターミナル5番)より佐渡汽船行行き乗車(約16分)佐渡汽船下車。

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