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トキ野生復帰ステーション

2013年9月9日更新
トキ野生復帰ステーション 順化ゲージ

1999年、佐渡に中国化から「友友」「洋洋」のペアが贈られ「優優」が生れて以来、トキの繁殖と野生復帰へ向けての活動が本格的に始まりました。

2008年には第1回の試験放鳥が開始され、以降毎年放鳥が行われています。この「野生復帰ステーション」はその拠点となる施設です。放鳥候補のトキは佐渡トキ保護センターからこの「野生復帰ステーション」へ移され、自然環境に近い環境下で放鳥のための訓練を受けています。

「野生復帰ステーション」は一般には開放されていませんが、敷地内にある観察棟は解放されています。

生態系保全施設の案内生態系保全施設の案内

野生復帰ステーション周辺では、トキと共生できる環境づくりが進められています。生態系保全のための江(え)や水田魚道などが整備されています。

観察棟内部(1階)観察棟内部(1階)

一般に開放されている観察棟からは順化ケージを見渡す事ができます。また施設の概要、トキ保護に関する資料や写真などが展示されています。

順化ケージ自体が大きなもののため、ここから肉眼で訓練中のトキを見ることは難しそうです。

観察モニター観察モニター

そこで、順化ケージ内に設置されているカメラで訓練中のトキを観察できます。このモニターはコントローラー付きで、カメラを上下左右、ズームも調整してトキの様子を観察する事が出来ます。

観察棟内部(3階)観察棟内部(2階)

階段で観察棟の3階へ上がると、さらに高い位置から順化ケージを見渡せます。また国仲平野を見渡せる絶景ポイントでもあります。(撮影時は吹雪いていたため国仲平野を見渡す事はできませんでした。)

しかし、ここからも肉眼でトキを観察するのは難しそうです。双眼鏡が設置されていますので、運がよければケージ越しにトキの姿を見ることができるかもしれません。

トキ野生復帰ステーションについて

この施設はいわゆる「観光地」ではありません。そのためアクセスもあまり良くはありません。トキは非常にデリケートな鳥なので観察棟内から観察する際も大きな声や音を立てないようご注意下さい。

観察棟公開時間 4~11月 9:00~16:30
12~3月平日 9:00~16:30
12~3月祝祭日 9:00~15:00
冬季は積雪などのため閉鎖する場合があります。
入館料など 公開時間内であれば自由に入館できます。(無料)

※ 上記の公開時間などは2013年9月時点で確認したものです。詳細はトキ野生復帰ステーションさんのサイト佐渡観光協会さんのページなどでご確認下さい。

Access:アクセス情報

地図

両津港より車で畑野・真野(南線)方面へ、行谷付近で左手の案内看板(小さいものがあります)に従って左折、新穂正明寺集落を抜けると案内板が見えてきます。

[路線バス]両津港より南線乗車(約15分)行谷下車、徒歩30分。(バスを降りてから進行方向にへ少し進むと案内板あり)

観察棟へは正面ゲートから徒歩6分ほどの位置にあります。

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